長井秀和などによってしっかりキャラが認知された感がある彼女だが
その過程において初めてその属性の特異さを民に広めたであろう
島田紳助などに、なんらかの助言を頂いたのではないだろうか。
彼女も人間であろうから、特に女性からの批判を受け始めた時点で
キャラの路線を変更するなど、自問することがあったのではないか。
そして「お前はそのキャラのままでいい」など極めて利己的な提言により、
結果的により笑いが取れそうな選択をしたことで、今ではその道の第一人者と
なっているとしたら・・・これは大きな成功だと言える。

もし、このような過程を踏んではおらず、悩みもせず、ただ自分の道を
進んでいたとしたらそれはそれで剛の者だ。
どちらにしても三十路を迎えて魅力も減退していく中で、
自分のキャラを新たに確立することは困難なことである。

最近の彼女はそれを演じていると強く感じる。
自分を採用した番組が求めているものを外さずにやる、まさしくプロだが、
極めて表面的で内面が見えない。
このことは最近の風潮である内輪を見せる事による笑いや演出とは
かなりかけ離れていると感じる。
そのような意味で彼女は稀有な存在なのかもしれない。

・・・と書いたところでやっぱり俺の妄想なんじゃないのと思い始めてきたよ。

M-1

2004年12月27日 TV
遅すぎるかもしれないが昨日のM-1の感想でも。

結果はアンタッチャブルの優勝だったが、これは
審査員の考える漫才の定義に沿った上限の技術を見せつけたこと
が彼らの勝利につながったのだと思う。
審査員の求めるものをすべてやりぬけるということもまた才能だしな。

ボケのいい加減キャラは有田からの影響だろうが、それでも
パクった感はないな。
つっこみはうるさい位だが勢いだけでも笑えることも多々あるので
それはそれでいいのだと受け止めた。

今回の収穫は「南海キャンディーズ」である。特にあの突っ込み。
ボケの大女はヤツに操られているに過ぎない。よって換えは利くと思う。
その彼のツッコミだが、ツッコミということは少々違う様に感じる。
反応とか表現に近い。

決勝において、司会をイジってしまったことが彼らの敗因であると感じた。
あのような変則技は、この大会では受け入れられにくいんじゃないの?
笑い飯のダブルボケもあの場所では不評だったようにな。
まあ彼らは、審査員に松本がいなかったのが不利に働いたということもあるけどさ。

M−1のMは漫才の略なのだろうけれども、その枠組みが面白いヤツ決定戦とういう側面を弱めてしまっている。
ヒロシも羽田陽区も出なかったしな。それでいいのだろうか。
俺個人は面白ければ何でも良い。特に老人らが固執していると思われる
漫才の定義などというものはどうでも良いのだ。
もう少し、枠を広げた選手権があってもいいのではないか。
M-1はかなり権威が付いてきていると思われるので、
そのような感じのものを他局でも開催しないかなあ。

とりあえず南海は面白いので、これにめげず更に露出を高めていただきたい。
二人は友達だそうだが、最近彼女らは司会業やらお笑いにかなり
侵食してきている。グラビアでは食える時期が短いこともあり
そちらにシフトしていくのも頷ける。

井上和香は予想以上に司会がイケそうだ。いまはまだアシスタントに
毛が生えたていどの技量だが、もっと自分を出していけばいいだろう。
ただここで注意しなければいけないことは、自分を出しすぎないということだ。
女性司会者があまり声高に発言することは疎まれる場合が多い。
たとえば報道2001の女性アナウンサーがそうだ。
彼女の議論を割って入る質問に水を注されたふうに感じたひともいるのではないかと思う。
(おれはそう思った)
あくまで司会者という立場を取っている以上は、他の出演者の意見主張を
促し導くことはあってもそこから逸脱するべきではない。
その属性が女性司会者には強く適用される場合が多い。
(これは番組の雰囲気としての適用である。差別しているわけではない)

自分の存在を誇示しながらも謙虚に・・・本当に難しいことだ。

一方小池栄子だが、こちらはバラエティーがよさそうだ。
その基盤は多分ワンナイ等より培われたものなのだろうが
かなり才能があると思われる。メチャイケ期末テストでの存在感は
かなりのものだった。
司会もやっているようだがコメントが少々的外れな感じがするので
お笑いに力をいれたほうがいいと思うな。

両者ともある程度の美貌も備えておりそれで且つこれら
他職業にも進出しているとあっては、もともとそこでメシを食っていた
方々にとってはたまらないのだろうな。

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